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『Excelでマスターする 伝わる企画書 グラフの極意』

●「数字を出せ」という上司に、これを出せ!

Excelというとグラフがまず思い浮かびますが、企画書に使うグラフはどうしたらいいかという本は、あるようで実際には見あたりません。また、マーケティング・リサーチを行ってそれを企画書という形で提案するまでをExcelひとつで実行できることを解説した本もほぼ皆無です。本書は、数を見せるデザインの本の決定版です。

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06◎「4段構成の原則」と企画書の起承転結

企画書を作成するにあたっては、多くのことを盛り込むより、
ポイントを限定して、訴えたいことを中心に組み立てます。
それをわかりやすく構成できるのが、4つによる展開です。

■企画書の「起承転結」
 文脈に起承転結があるように、企画書を構成するとき4つにポイントを絞るとわかりやすいものになります。ごく標準的な企画書の起承転結だと、つぎのようなものになります(括弧内はマーケティングの企画書例)。
 1.PREFACE……企画の前置き(市場性・企画異図・目的・目標)
 2.WHY……企画の背景(リサーチによる現状分析・競合分析・顧客の変化)
 3.WHAT……コンセプトと具体案(求められる商品・アイデア)
 4.HOW……実施計画と評価(広告・販促・プロモーション)
 1.のPREFACE(企画の前置き)というのは、企画の性質や依頼者との関係、依頼のされ方や状況によって、CONCLUSION(結論)、SUMMARY(大意・概要)、THEME(課題)の3種類に分かれます(次節で詳述)。最初が変わるということは、それ以降の流れにも大きく影響してきます。

●企画の前置き
 企画の提案は、依頼者からの何らかのアクション(START)で始まり、それに対する答え(GOAL)で完結するが、大事なことを先に言うのがビジネスの大原則なので、GOALは冒頭に持ってきて、結論や全体像、あるいは何がテーマかを提示する。置かれた状況によって最初の前提が異なってくるので、仮にPREFACE(企画の前置き)と括ってある。
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